うさぎの理想の食生活について

icon 公開日:2016年 05月 24日
icon カテゴリ:お知らせ

うさぎの理想の食生活について 

うさぎの理想の食生活について

健康でいつまでも元気でいてほしい…

うさぎさんは大切な家族ですから、そう思いますよね。

ただ…

近年、うさぎの医療は発展しましたが、

うさぎの病気の発生率は増えています。

品種改良や繁殖における先天的なものもありますが、

食生活が影響する後天的なこともあります。

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今回、飼いうさぎの現在と過去の

食生活(野生のアナウサギ含む)を対象に考察致しました。

昔と現在で何が異なるのか…

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まず、現在のうさぎの祖先はアナウサギです。

野生のアナウサギの食生活は栄養の乏しい草や、

木の皮をかじって食べています。

うさぎはそのままでは栄養は足りません。

そこで、うさぎは食べたものをお腹の中で発酵させて、

栄養価を高めた後、それを体外に出し、

もう一度食べて栄養を補っています。

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これは食糞と呼ばれています。

ちなみにラビットフード(ペレット)はなぜ作られたか

みなさんはご存じでしょうか?

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昔はうさぎは愛玩動物ではなく、

家畜として飼育されていました。

栄養の乏しい草や木の皮では、

育つのに時間がかかり、

細身のうさぎになってしまいます。

その為、「早く育てて、肥らす為に人工的に栄養価が高く、

安価で嗜好性の高いうさぎの食べ物を…」

との理由でうさぎのペレットは作られました。

早く育てばいいので、

これにはうさぎの健康は考えられていませんでした。

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野生のうさぎさんは少ない栄養で生きています。

ちなみに、うさぎさんは生後6ヶ月で骨格が形成され、

身体の大きさがほぼ定まります。

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生まれてすぐのうさぎは、

お母さんうさぎのミルクを飲んで育ちます。

野生のうさぎはその後、

栄養価の低い草や木の皮を食べて育ちます。

日本では、「家畜としてのうさぎブーム」だった頃、

畜産農家では余った野菜でうさぎを育てていました。

また少し前の常識は、

「うさぎに水を与えると死んでしまう」と言われていました。

生き物ですから、水分をとらないと死んでしまいます。

うさぎと水分の関係は下記の記事にて記載しています。

うさぎに生野菜(水分)は大丈夫?~うさぎの咀嚼について

もう一つ…

ペレットの与えすぎは不整咬合の原因にもなります。

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野生のうさぎや家畜としてのうさぎがブームだった頃、

現代ほどうさぎは病気になっていません。

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現在は、食生活の乱れがうさぎの身体を弱めている

原因の一つだと考えられます。

では、ペレットは不要なのか?

野菜の中には免疫をつけるものなどもあるため、

野菜の栄養バランスをきちんと考えられれば、

ペレットは正直、必要ないんです。

ですが、野菜だけですと高価で

栄養バランスを考えるのも一般的には難しいです。

ですので、ペレットを与えないということも難しいのです。

うさぎさんは常にお腹を動かしている必要があります

(24時間何も食べないと危険な状態になります)

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主食は常に食べ続けていられて保存もできる牧草が主食

栄養と水分、歯を正しく削る為に副食の野菜

栄養の補助食としてペレット(体重の1~3%以下)

一般家庭でも出来る

うさぎの理想の食生活だと考えられます。