うさびび名作劇場「赤ずきんぺろ子♪」

昔、かわいい小さな女の子がいました。
(ぺろ…6さい、おとこのこ)

女の子はいつも赤い頭巾をかぶっていたので、
赤ずきんちゃんと呼ばれていました。

おかあさん「赤ずきん、ここにケーキとワインが一本あるわ。
おばあさんのところへ持っていってちょうだい。」

赤ずきん「はーい!気をつけていってくるねっ」
おばあさんがいる森に入った時、
赤ずきんちゃんはオオカミさんに会いました。

オオカミさん「赤ずきんちゃんどこいくの?」

赤ずきんちゃん「おばあさんのところだよ!ケーキとワインを持ってくの♪」

オオカミさんは何かよからぬことを考えました。
オオカミさん「たべちゃいたい♪」
…何を?
…赤ずきんちゃんがおばあさんところにつくと、
おばあさんはよこになっていました。

おばあさん「ふごふご…」
赤ずきんちゃん「まあ、おばあさん、とても耳が大きいわ。」
おばあさん「お前の声がよく聞こえるようにだよ。」
赤ずきんちゃん「だけど、おばあさん、とても目が大きいわ。」
おばあさん「お前がよく見えるようにだよ。」