【節分の日】
2月3日の節分の日には、
一年の厄を払うために「豆まき」を行うのが
最も一般的です。
ただ節分というのは2月3日に限らず、
2月2日になることもあります。
実際に、2021年の節分は2月2日になるそうです。
邪気を追い払うために、
節分には古くから豆撒きの行事が執り行われている。
宇多天皇の時代に、鞍馬山の鬼が出て来て都を荒らすのを、
祈祷をし鬼の穴を封じて、
三石三升の炒り豆(大豆)で鬼の目を打ちつぶし、
災厄を逃れたという故事伝説が始まりと言われています。
豆は、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」
という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を
鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、
鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、
一年の無病息災を願うという意味合いがあります。
豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べる。
…地域により、自分の年の数より1つ多く食べると、
身体が丈夫になり、風邪をひかないともいわれています。
豆まきの方法
豆を撒く際には掛け声をかける。
掛け声は通常「鬼は外、福は内」です。
地域や神社によっては異なります。
鬼を祭神または神の使いとしている神社、
また方避けの寺社では「鬼は外」ではなく
「鬼も内(鬼は内)」としています。
節分お化け
厄払いのために、
節分の日に普段と違う服装で社寺参拝を行こと。
いつもと違う扮装をすれば、魔を追い払うことが出来る、
と信じられたことから始まったものです。
東京の浅草、京都の花街、大阪の北新地などでは、
芸者やホステスが、節分の前後に通常の芸妓衣装ではない、
様々な扮装をする。
恵方巻
恵方巻き(太巻き)をその年の恵方(方角)に向いて
丸かぶりする風習も全国的に広がっています。
太巻きなので色々な具材が入っており、
具材は地方によって色々な種類があります。
この恵方巻き丸かぶりの恵方(方角)、 恵方の決め方は、
十干(じっかん)という暦に基づいて決められており、
2016年は南南東の少し南寄りの方角になります。
南南東の少し南寄りの方角を向いて、
休まず一気に食べるのが正しい食べ方になります。
うさぎに戻ります…