うさぎの抱っこ(保定)
うさぎさんの「抱っこ」についてご説明致します。
うさぎさんの抱っこは難しく、
うさぎの飼い主さんでもできない方が実は多いです。
犬や猫に比べ、うさぎの認知度は低く,
自然界のアナウサギの生態も未だ完全にはわかっていません。
10年に一度、うさぎの飼育方法ががらりと変わるのが「うさぎ」だと言われています。
うさぎは捕まるということが最大の恐怖であり、
慣れないうさぎは「抱っこ=捕まる」と認識することがあります。
ですので抱っこが嫌な子はそれが顕著に出てしまいます。
ですが特にうさぎの飼い主さんですと、
うさぎの介護やケア(爪切り)等、お困りになることもあると思いますので
こちらに記載させて頂きます。
【うさぎの基本抱っこ】
まずうさぎを自分の正面に(うさぎは真後ろは見えないので怖い)。
次にうさぎのお腹から手を入れ、脇の下を引っ掛けるようにすくい上げます。
(お腹を押されるとうさぎはもがもが苦しがります)
すぐに開いている手でうさぎのお尻を支え、支えられている脇の下の負担を和らげます。
(お尻は中指と薬指でしっぽを軽く挟むように)
そのまま引き寄せたり、
横にしてみたり。 ※この時、お尻は常に持ってあげないと不安定になるため怖くなり、
バタバタと暴れます。
それでも落ち着かない様ならうさぎさんの目を隠してみる、というのも有効です。
(うさぎさんは本来穴の中で暮らしていた為、本能的に暗いと落ち着きます)
【うさぎの仰向け(縦)抱っこ】
うさぎの脇の下を自分の親指と人差し指の間に引っ掛け、
うさぎの胴体を手のひらで支えて持ち上げます。
そのままゆっくりとうさぎの頭を倒し、自分の体の方に引き寄せます。
頭を下げたほうが落ち着く子もいます。
やはりうさぎさん自体、抱っこが好きな生き物ではないので、
抱っこをした後は好きなおやつをあげる等、
機嫌をとって慣れさせてあげるのがよいと思います。
主演:ましゅまろ様