うさぎの種類「ARBA公認品種」全51種類
うさぎの種類ARBAの公認品種『全50品種』をご紹介。
※ARBAとは…アメリカンラビットブリーダーアソシエーションの略で、日本で広く基準としているアメリカのうさぎブリーダ協会のこと。
1.うさぎの種類:アメリカン
特徴:あらゆる品種の中で最も美しく深いブルーの毛色を持つ。セミアーチタイプの長く美しい体型。性格は優しく穏やか。生まれる子うさぎの数が多く、成長が早い。うさぎ品種開発:ブルーウィーン×インペリアル×ベファレン×フレミッシュジャイアント
2.うさぎの種類:アメリカンファジーロップ
特徴:アメリカンファジーロップは「ファジー」と称されるふわふわの綿毛の固まりのような体毛が特徴。潰れたような愛嬌のある顔にコンパクトで丸い体つきでぬいぐるみのような容姿。性格は優しく穏やかで、好奇心旺盛。気が弱いところもある。うさぎ品種開発:ホーランドロップ×イングリッシュスポット×フレンチアンゴラ
3.うさぎの種類:アメリカンセーブル
特徴:みみ、背中、顔、足、尻尾の上部は濃いセピアブラウンで、背中の濃い部分からお腹にかけて淡いブラウンに変化していくグラデーションカラーが特徴。絶滅危惧種。うさぎ品種開発:純血種のチンチラ×ハバナ種など
4.うさぎの種類:イングリッシュアンゴラ
特徴:幅が広く潰れたような顔で、目が見えなくなるほどの体毛に覆われている。アンゴラ種の中では最も小柄で人気も高く、顔に飾り毛も持っている。顔の周りやみみの先端まで毛で覆われている。うさぎ品種開発:突然変異。名前の由来はトルコの町、アンゴラ(現アンカラ)から
5.うさぎの種類:フレンチアンゴラ
特徴:イングリッシュアンゴラに比べて、顔周りはすっきりと、ガードヘアーが豊富。見た目よりも毛が絡まりにくい。2番目に大きなアンゴラ種。見た目は美しく高貴な印象のうさぎです。うさぎ品種開発:突然変異
6.うさぎの種類:ジャイアントアンゴラ
特徴:体毛の量が非常に豊かで、アンゴラ種の中では最大の品種。耳と頬にある飾り毛のおかげで、顔がヤギのように見える。カラーは白のみ(アルビノ種)うさぎ品種開発:ジャーマンアンゴラ×コマーシャルタイプの大型品種。
7.うさぎの種類:サテンアンゴラ
特徴:体毛が他の品種にない程の柔らかさと輝きを持つ。毛は細く、半透明で光を反射しきらきらと輝きを持つ。サテンの毛は突然変異で劣性の遺伝子。うさぎ品種開発:サテン種×フレンチアンゴラ
8.うさぎの種類:ベルジアンヘア
特徴:見た目はまるで草原に住む野うさぎ。細く長い足と大きくアーチを描く背中のラインが美しい。とても頭がよいが用心深い。走るスピードが速い。抱っこ(ケアの為)の訓練が難しい。うさぎ品種開発:野生うさぎ×飼いうさぎ(正確な品種は不明とされている)
9.うさぎの種類:ベファレン
特徴:体毛の密度が非常に高く、光沢もある美しい品種。絶滅危惧種。うさぎ品種開発:不明
10.うさぎの種類:ブランデホト
特徴:ドワーフホトと同じく、純白の艶がある被毛に、目の周りにアイラインを引いたような顔をしている。名前のblancは白という意味。うさぎ品種開発:チェカードジャイアント×不明
11.うさぎの種類:ブリタニアペティート
特徴:細く小さな身体で美しいフルアーチの体型をしている。人懐っこく、活発なうさぎ。神経質で自己主張が強い。最も小柄な品種の1つうさぎ品種開発:不明
12.うさぎの種類:カリフォルニアン
特徴:性格は友好的でとても穏やか。ヒマラヤン遺伝子(アルビノ)を持つ。うさぎ品種開発:ヒマラヤン×スタンダードチンチラ
13.うさぎの種類:シャンパンデアージェント
特徴:青みを帯びた白に、真黒な毛が均等に入ったシルバーカラーの体毛。子うさぎの頃は、真黒→シルバーカラーに変化する。うさぎ品種開発:不明
14.うさぎの種類:チェッカードジャイアント
特徴:身体が長く、フルアーチで大きく見える。性格はアグレッシブで、番兎になるほど。うさぎ品種開発:フレミッシュジャイアント×フレンチロップ×ぶち模様
15.うさぎの種類:アメリカンチンチラ
特徴:げっ歯類のチンチラに似た毛色で4色のリングカラーが特徴。身体が大きく丈夫で、大人しい性格。母性本能が強く、沢山の子うさぎを産む。また、子うさぎの成長も早い。絶滅危惧種。うさぎ品種開発:スタンダードチンチラ×大型種
16.うさぎの種類:ジャイアントチンチラ
特徴:最も大型のうさぎで、性格は穏やか、多産で、成長も早い。生まれて二ヵ月で3000gを超す。うさぎ品種開発:チンチラ×ニュージーランド×大型品種×白いフレミッシュジャイアント×ブルーアメリカン
17.うさぎの種類:スタンダードチンチラ
特徴:性格は知的で従順かつ好奇心旺盛で活発。うさぎ品種開発:ヒマラヤン×ベファレン×野生のアグーチカラー
18.うさぎの種類:シナモン
特徴:シナモン色の被毛が美しいうさぎ。性格は穏やかで友好的。多頭飼いに向いている。短毛種な為、グルーミングも楽である。珍しい品種である。うさぎ品種開発:突然変異
19.うさぎの種類:クリームデアージェント
特徴:カラーは全体的に霜降りがかかっている美しいオレンジカラー。うさぎ品種開発:不明
20.うさぎの種類:ダッチ
特徴:八割れ模様の顔にパンツを履いた様なツートンカラーが特徴。少し前に日本でも人気が出て、ダッチ系のMIXも非常に流行りました。性格も穏やかで人懐っこい。うさぎ品種開発:不明
21.うさぎの種類:ドワーフホト
特徴:全身が艶のある純白な毛に覆われており、目の周りにアイバンドがある。高貴でエキゾチックな雰囲気を持つ。好奇心旺盛で、活発。かなりの人懐っこさがある。うさぎ品種開発:西ドイツ編 ホトマーキングネザーランドドワーフ×ルビーアイドホワイトネザーランドドワーフ×ブラックネザーランドドワーフ。東ドイツ編 ブランデホト×ルビーアイドホワイトネザーランドドワーフ※東西のドイツにて別々に開発されました。
22.うさぎの種類:イングリッシュスポット
特徴:フルアーチの美しい身体で、チェッカードジャイアントを小型にしたようなうさぎ。うさぎ品種開発:不明
23.うさぎの種類:フレミッシュジャイアント
特徴:世界最大のうさぎと呼ばれていて、13000gを超す個体もある。性格は温厚で、頭もよい。食費も大変です。うさぎ品種開発:不明。
24.うさぎの種類:フロリダホワイト
特徴:純白で白一色(アルビノ)優れたショータイプでラビットショーで何度も1位を獲得している品種である。うさぎ品種開発:アルビノダッチ×白ポーリッシュ×白ニュージーランド種
25.うさぎの種類:ハレクイン
特徴:道化師のような模様で、ジャパニーズとマグパイという2つの特別な名前のカラーをもつうさぎ。性格は穏やかで、好奇心旺盛。人の注意を惹きたがる性格。グルーミングも楽。うさぎ品種開発:トータスシェルのダッチ種×野生のアナウサギ
26.うさぎの種類:ハバナ
特徴:毛色に艶があり、ミンクに例えられる程の美しいコートを持つうさぎ。小型で性格も穏やかで人懐っこい。オリジナルのハバナは深く濃いチョコレートカラー。うさぎ品種開発:不明
27.うさぎの種類:ヒマラヤン
このうさぎさんの特徴:最も古い品種で出生も不明。ヒマラヤン遺伝子(アルビノ)は全てのうさぎに入っている。ヒマラヤン遺伝子は身体の先端のみ、色が入る特殊なアルビノ遺伝子である。細長い円筒形の体型うさぎ品種開発:不明
28.うさぎの種類:ホーランドロップ
特徴:最も小型の垂れみみのうさぎで、下膨れのような顔が特徴。頭頂部から後頭部にかけてクラウンとよばれる太い帯状に毛の盛り上がった部分がある。性格は好奇心旺盛で、愛嬌があり活発。寂しがりや。うさぎ品種開発:ネザーランドドワーフ×フレンチロップ×イングリッシュロップ×アンゴラ種
29.うさぎの種類:ジャージーウーリー
特徴:小型の長毛種。被毛は手触りがよく、見た目よりもグルーミングは楽。顔の毛は身体の毛よりも短く、丸くまるくふっくらしている。性格は控えめで、のんびりしていて甘えん坊。うさぎ品種開発:ネザーランドドワーフ×フレンチアンゴラ
30.うさぎの種類:ライラック
特徴:淡いピンクがかったグレーカラーが美しいうさぎ。性格は遊ぶのが大好きで、温和。他のうさぎの面倒を見る。被毛は繊細で、直射日光にあたると、日焼けして茶色になってしまう。うさぎ品種開発:ブルーベファレン種×チョコレートハバナ
31.うさぎの種類:ライオンヘッド
特徴:ライオンのたてがみをうさぎに付けたような容姿。ライオンラビットとは別物。たてがみは顔周りだけあるシングルメイン、さらに横腹の回りもあるダブルメインがある。頭部が少し毛の長いノーメインはライオンヘッドとしては認められていない。うさぎ品種開発:突然変異※写真はダブルメイン
32.うさぎの種類:イングリッシュロップ
特徴:長いみみが特徴の大型のたれみみうさぎ。性格は温和で大人しく、人懐っこい。名前を呼ぶと走ってきたり乗って来たりする。うさぎ品種開発:不明
33.うさぎの種類:フレンチロップ
特徴:大型のたれみみうさぎ。性格は温和でなつっこい。グルーミングは大型なので大変。うさぎ品種開発:イングリッシュロップ×バタフライラビット
34.うさぎの種類:ミニロップ
特徴:ホーランドロップよりも1.000g大きいたれみみうさぎ。バスケットボールに足と頭と尻尾が生えたような容姿。性格は温和で人懐っこく、人の関心をひきたがる。被毛の管理も比較的楽。うさぎ品種開発:フレンチロップ×スタンダードチンチラ種
35.うさぎの種類:ミニレッキス
特徴:ビロードのような手触りと艶がある美しい毛並みが特徴。性格は穏やかで、好奇心旺盛。物怖じせず撫でられたり、抱かれたりも気にしない。ちなみに毛艶の維持は体重の16%のタンパク質を与えること。うさぎ品種開発:ドワーフレッキス×レッキス
36.うさぎの種類:ミニサテン
特徴:ガラスのように透き通る美しい被毛が特徴。光にあたるときらきらと反射する。新しい品種の為、希少である。うさぎ品種開発:ネザーランドドワーフ×サテン
37.うさぎの種類:ネザーランドドワーフ
特徴:丸くて大きな顔に、小さいみみが特徴の小型のうさぎ。野生の血が濃い為、やんちゃですばしっこい。臆病な性格ですぐには慣れない。信頼関係が大事。うさぎ品種開発:ダッチ種の突然変異のポーリッシュが野生種と交配して出来たとされている。
38.うさぎの種類:ニュージランド
特徴:大きく美しい身体の丸いラインが特徴。ジャパニーズホワイトの祖先。うさぎ品種開発:不明
39.うさぎの種類:パロミノ
特徴:丈夫で成長が早い。ゴールデンカラーは実りの秋の麦の穂の黄金色を彷彿させる美しさ。うさぎ品種開発:突然変異
40.うさぎの種類:ポーリッシュ
特徴:面長の顔で、うさぎらしい顔だち。性格は優しくて温和で友好的。ネザーランドドワーフの人気に隠れて、日本では珍しい品種。うさぎ品種開発:不明
41.うさぎの種類:レッキス
特徴:ミニレッキスの元となった品種。本来は毛皮用に開発された品種。日本ではなじみが薄い。性格は大型の為、穏やか。うさぎ品種開発:突然変異。
42.うさぎの種類:ラインランダ―
特徴:トライカラーの毛色とフルアーチの美しい体型、独特のマーキングを持つうさぎ。うさぎ品種開発:ハレクイン×チェッカードジャイアント
43.うさぎの種類:サテン
特徴:光を反射するガラスのように美しい被毛をもつ。うさぎ品種開発:ハバナ種の突然変異
44.うさぎの種類:シルバー
特徴:全身にシルバーの霜降り、独特のカラーを持つうさぎ。シルバーは生後4週目から1年以上かけて徐々に入る。うさぎ品種開発:不明
45.うさぎの種類:シルバーフォックス
このうさぎさんの特徴:美しく輝く白い差し毛が全身に生えているうさぎ。シルバーより大型。生後4週目から4ヵ月で全身にシルバーが入る。希少品種うさぎ品種開発:シャンパンデアージェント×チェッカードジャイアント×アメリカン
46.うさぎの種類:シルバーマーチン
特徴:シルバーホワイトと4色のボディカラーを持つ美しいうさぎ。性格は活発で遊びまわるのが大好き。おもちゃでよく遊ぶ。生後5週頃の子うさぎは身体の右半身に柔らかい綿毛のような毛がみられ、大きいみみをしている。うさぎ品種開発:スタンダードチンチラ突然変異×タン×ブラックカラー
47.うさぎの種類:タン
特徴:フルアーチの身体に2色のはっきりとした毛色の美しいうさぎ。うさぎ品種開発:野生うさぎ交配
48.うさぎの種類:トリアンタ
特徴:「炎のようなブリリアンレッド」の異名をもつカラーのうさぎ。丸い顔に大きな目が特徴。愛嬌もあり見た目もゴージャスである。他の品種のレッドカラーはこのトリアンタとの異種交配による。うさぎ品種開発:トータスのイングリッシュスポット×ブラックのタン×ハバナ×オレンジカラーのうさぎ。
49.うさぎの種類:アージェントブラン(Argente Brun)
特徴:Argente(銀)と名付けられた通り、チョコレート色に、銀が霜降りがかった色が特徴。初出年度は1871年とされる。当時の毛皮商人たちにより「明るいカラー、もしくは銀メッキのような輝き濃い色」と評されている記録が残っている。短毛種。うさぎ品種開発:不明
50.うさぎの種類:ドワーフパピヨン
原産国:ドイツ ARBA 2020年登録 体重:約1.500g
特徴:ツヴェルクシュッケンという名前で開発された。ネザーランドドワーフのサイズにイングリッシュスポットやチェッカードジャイアント等のカラーを再現した品種。頭は丸く、耳はわずかにV字型に開いている。
51.うさぎの種類:チェックフロスティ
※画像なし
原産国:チェコ共和国 ARBA 2022年登録 体重:約3,000g
特徴:顔はネザーランドドワーフのように丸く、耳が長い。白に全身薄茶色の霜降りカラー。身体はがっちりとして円筒形。
ARBA公式サイトはこちら
※性格は個体差があります。
日本でお迎え可能なうさぎたち
ARBAにて認定されているうさぎの中で、日本でお迎え可能なうさぎ(追記)
1.ネザーランドドワーフ
2.ホーランドロップ
3.ミニレッキス
4.ダッチ
5.ジャージーウーリー
6.アメリカンファジーロップ
7.フレミッシュジャイアント
8.フレンチロップ
9.イングリッシュアンゴラ
10.イングリッシュロップ
11.ドワーフホト
珍しいうさぎ(品種)
1.チェッカードジャイアント
2.レッキス(スタンダード)
3.ラインランダ―
4.ライオンヘッド
※この4品種の純血種については、過去に日本でも繁殖されていましたが、現在では繁殖されている方が少なく、お迎えすることは困難になっています(2020年現在)
また日本で珍しいうさぎについては、「大型種の為、専用の用品・環境が用意出来ない」、「新しい品種の為、ブリーダーが少ない・その品種の情報が少ない」などの要因があり珍しくなっています。うさぎに限らず珍しい動物は、病気になった際に情報が少ない為、観てくれる病院・適切な治療を行ってくれる医師が少ない為、飼育はあまりお勧め出来ません。
…今回ご紹介したのはあくまでARBA基準のうさぎ達。
この他にイギリスのブリーダー協会BRC(British Rabbit Council)があります。
ジャパニーズホワイトや秋田ジャンボ、ライオンロップなど認定されていないうさぎを含めるとうさぎの種類(品種)は150以上といわれています。
人懐っこいうさぎさん同士が交配すると、人懐っこいうさぎさんが生まれやすい傾向がある。
性別ごとのうさぎの性格
オスの特徴:懐きやすい、スプレー行動をとる(おしっこをとばす)、遊ぶのが大好き
メスの特徴:食べるのが大好き、子宮系の病気にかかりやすい
オス、メスともに短所や長所があります。
大きさ
大型種など、身体が大きいうさぎは、大人しい傾向にあります。
小型種など、身体が小さいうさぎは、活発な子が多い。
日本では、ネザーランドドワーフ種とホーランドロップ種が圧倒的に多く次にミニレッキス種になります。
毛の長さ
長毛種…こまめなブラッシングが必要です。
放置すると毛玉が出来てしまいます。
短毛種…毛が短くても、グルーミングは必要。
☆☆うさぎの品種Q&A☆☆
Q:ホト?
A:日本でいう「ホト」は、ドワーフホトを意味します。ちなみに、ブランデホトは日本ではあまり見かけません。
Q:ミニうさぎは種類?
A:ミニうさぎは「ジャパニーズホワイト」という、うさぎ(ARBA非公認)と、それよりも小さい品種を掛け合わせたうさぎの総称です。「ミニ」という名前が入っていますが、ジャパニーズホワイトよりは小さいという意味です。
Q:パンダうさぎ?
A:ダッチの別名です。日本でダッチが流行った時、ダッチという名前は一般的には無名でした。そのカラーから、「パンダうさぎ」という愛称で親しまれました。
Q:ドワーフって種類?
Q:ドワーフとは小さくなる遺伝子を持ったうさぎです。ペットショップ等でドワーフという名前で販売されているうさぎは、MIX種です。
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